**体験記**

【場所】
ロッテルダムの中心街から離れていて、駅は３つ目のシーダムという所にある大きな公園でした。歩くと端から端まで２０分くらいある広さで、２つの体育館があり、広場には２つのサーカステントとキャンプ用のスペースがありました。体育館はジャグリング用とアクロバット用に分かれていて、だいたいそこで練習をしますが、天気の良い日は芝生の上で練習する人達もいました。

【いざ練習！】
体育館は１０：００〜２０：００くらいまで開いていて、参加者なら自由に出入りできます。ドアを開けると”ジャグリングバカ”がいっぱいいました。自分が練習するスペースがないほどたくさんの人が、クラブやボール、ディアボロなどをやっていて、圧倒されました。
スペースを見つけ練習をしだすと周りが気になって、上手い人や変わった事をしている人を見つけてはボーっと見てました。
本当に皆んなジャグリングが好きでずーっと練習をしているので自分も取り残されないようにと思い、ずっと練習していました。せめてここにいる間はジャグリングバカになろうと思いました。
ワークショップもたくさんありました。ボードに時間と場所がかかれていて初心者レベルジャグリングから５ボールや帽子、パス、マジックまでいろいろあります。僕は帽子が好きなので帽子のワークショップを２つ受けました。帽子をやったことのないような人がほとんどで、とても初歩的なことばかりで「技はないか？」などいろいろ聞かれて、僕のワークショップみたいになってしまいました。
もう１つのワークショップは日本にも何度も来ているニルス・ポールでした。（野毛大道芸、静岡大道芸など）とても分かりやすく、楽しいワークショップでした。うまくできているということでみんなの前で帽子のルーティンをやらされました。

【ショップ】
公園の一角に２０店くらいジャグリングのお店が出てました。
クラブやボールは勿論、空中ブランコや綱渡りなども売っていて、とても興味を引きましたが、冷静に考えて自分に使い道がないので買うのを止めました。結局ニルス・ポールモデルの帽子を買いました。（日本でもハンズで売っているが、少し安いから）

【ショー】
毎晩、Open Stageとレネゲーと呼ばれるステージがテントでやってます。
Open Stageは夜やっていて希望すれば誰でも出れるといったもの。たまに面白い人がいるけど、ただ目立ちたいという感じの人もいました。レネゲーは夜中から朝までやっていて、まさにパーティのような感じ。Open Stageよりもおばかさんが多くてとても面白かったそうです。（僕は疲れてず〜っと寝てました）
ちなみに、僕は江戸太神楽の鏡味小仙親方とそのお弟子さんと一緒に参加しました。オープニングショーとして江戸太神楽（獅子舞と曲芸）を披露し、大拍手を受けていましたよ。（僕は裏方でしたけど・・・残念！）